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午前4時50分に携帯の目覚ましが鳴る前に起きる。確かに蚊の被害はあったが、寝れない位ではなかった。コンビニでおにぎり2個を食べ、たまこさんと待ち合わせの南海和歌山市駅へと向かう。
午前5時40分に南海和歌山市駅に到着。缶コーヒーを買い、メモ日記を書きながら、たまこさんをお待ちしていると、6時丁度にたまこさんが自転車に乗って登場。約2ヶ月振りの再会です。徳島を離れて以来、たまこさんは私の兄貴のような存在で、とても嬉しかった。
さて、今日はたまこさんのご案内で高野山ツアーです。自分で行動予定などを立てないで済むので、かなり楽チンです。紀の川沿いの道をたまこさんに付いて走っていく。すると天気予報では、雨は降らないはずだったが、小雨になる。それでもまだ走れる状態なので、そのまま走り続けていると、雨も止んできた。
1時間後、コンビニにて休憩。今朝はおにぎり2個しか食べていなかったので、ここでコンビニ牛丼を食べ、今晩の宿泊予定地の道の駅紀の川万葉の里には午前8時に到着。そんなに上り坂でもなく、あっさりと着いてしまったって感じです。今日はかなり余裕です。1時間程、ゆっくりと休憩を取った後に高野山へ向けて再度出発。たまこさんの計算によると、ここから800m位の標高を24km位の距離になるので、まぁ3時間位かな? と予測。私の荷物も少し積んで頂けるとのお申し出だったが、自分の荷物だけは自分で積んでの日本一周をしたかったので、お気持ちだけ頂いた。コンビニに寄って、たまこさん朝食。私は途中の食料としてパン2個とチョコレートとハンドルに巻くタオルを購入。ハンドルにタオルを巻きつけて、少しでも指の負担を和らげる事にした。
さて、登り口に差し掛かってきた。前回、たまこさんと一緒に走って頂いた時は、鳴門スカイラインの激坂をかなりのゆっくりペースで登り、たまこさんのペースを乱したのではと反省し、私もここまで走ってきたのだから、今回は遅れないように頑張ろうと走る。たまこさんは写真撮影の為に、私が先行して走っていたのだが、たまに後ろを振り返り、たまこさんに追いつかれないように走る。坂の斜度はそうでもないが、カーブが多く、斜度も刻々と変化していく。このような道は正直、走り辛い。精神的に参ってくる。お日様もたまに顔を覗かせ、気温も上昇。我慢できずに先日に続き、とうとうTシャツを脱いで、上半身裸で登りだす。水筒の水の減り方も尋常じゃない。まさに高野山、苦行の旅ですね。(笑) 途中に休憩を挟み、走り出す。「今度自販機があったら止まるぞー! たとえそこのカーブの先でも止まるぞー!」とのたまこさんの号令で少しづつ少しづつ登っていく。
しばらくすると地元の野菜を売っている販売所に自販機が見えた。ジュースを買って休憩。お腹も空いたので、買っていたパンも食べる。そこのお母さんが大師さまのお水を頂き、少し復活。1つ目の峠を越える。え? 折角登ったのに降りちゃうの? でも、しばらく平坦な道が続き、こりゃ距離を稼げたなと喜んでいたのも束の間、今度の峠の斜度は半端でなかった。フル装備の自転車で登る事が出来る限界は約12%程だ。これは15%位か? とても自転車で登れる坂ではない。地球岬の手前の坂に匹敵する位なので、二人とも躊躇なく押して上がる。2つ目の峠の頂上で高野山町に入った。記念に写真撮影。そしてたまこさんは縄張りを示すたまこシールを貼る。
帰りの道との合流ポイントにて、茶屋があったので、自販機でジュースを買い休憩。すると三人の方々がロードで上がってきた。はぁ、表情を見ると、私達の険しい表情に比べると、かなりの余裕の表情です。(笑)
さて、ここから高野山まで残り9km。時間もかなり押し迫ってきているので、急ぎます。それでも道はここからがかなりきつかった。道の斜度も刻々と変る。カーブしている。道幅も狭い。ちょっとは走り、休憩。その繰り返しだ。上から若い女性チャリダ−が降りてきた。お話を伺うと四国の巡礼の後にここに登り、大阪へ帰るところとの事。とてもここは登れなかったので、押して登ったらしいが、目的を終え、清々しい表情で下っていかれた。
まだか〜、まだか〜とまさに合言葉のようになってしまった感じの言葉を吐きながら、進む。そろそろ町に入るので、シャツを着る。やっとの事で午後3時に高野山大門に到着。予想では3時間だが、実際は6時間掛かった。ちなみに私がオホーツクの寒さで膝をやっていた状態で、ウトロ港から知床峠741mを登った時が2時間半だった。今回は100m位の標高から、900m位の所まで登ったので、だいたい同じ位の標高を登ったのだが、これだけの時間が掛かったという事はやはりこのルートは修業の場だったのだ。(笑)
大門から高野山の町へ入っていく。つい先程までは、かなりの山中だったのに、いきなり開けた町並み。まさに雲の上の町って感じで感動。正直、私は勉強不足の為に、この高野山の事をあまり知らなかった。ただたまこさんと走れると思い、一緒に来たのだが、これだけ苦労して登ってきたが、来て良かったと正直思った。
お昼がまだだったので、お店でポテトチップやおにぎりを買い食べ、奥の院へ向かう。多くのお墓が建っている。有名な企業、また偉人のお墓がある。ここだけで全国の墓所の観光が出来そうな位だ。
たまこさんのご指導の元、私は四国の巡礼はしていないのだが、ローソクやお線香も頂き、大師様に到着したご報告と日本一周完走のお願いをした。
午後4時半、下り始める。かなり長い距離を下る。こんなに長い距離を登ってきたのかと自分でも驚くばかりだ。あ〜、さっきはここでヘトヘトになり休憩していたなと振り返る。
さて、たまこさんが予め調べて頂いていた高野口駅近くにある名古曽共同浴場に向かう。そろそろ辺りも暗くなり始めた。料金は¥150。かなりお安い! お風呂に浸かり、現在では、両手の薬指から小指まで痺れが酷くなっていて、コップを落としそうになったり、箸もまともに持てない時もあったので、たまこさん直々にマッサージを受けたり、ご指導を頂く。
真っ暗の中を道の駅に向かう。当初、近くのファミレスで食事をと思っていたのだが、まだ建設中だった為、朝に寄ったコンビ二でお弁当におにぎり、発泡酒、おつまみにつくねの串を買い、外で座り込んで食べる。あー、こんな時間がとても良いんです。いつもならば、一人で食べるコンビニ前のコンビニ弁当。今日はたまこさんと一緒なので、ついついつくね串と発泡酒を追加。
本当は酒気帯びになるのだが、そのまま自転車に乗り、道の駅紀の川万葉の里に午後8時半頃到着。東屋には、おそらくホームレスの方ではないかと思われる方が、先にいたので、たまこさんは川原にの芝生スペースに、私はいつものように、建物の軒先にテントを張る。ここの駐車場は、スケボー少年がたむろしていて、かなりウルサイ。私のテントの前でもジャンプしたりしているが、疲れもあり午後10時には爆睡してしまった。
本日の詳しい苦行ツーリングレポートはたまこさんのサイトの歳時記「夏」高野山参拝をご覧下さい。私よりも詳細なレポートです。
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